PR

【Twitter(X)オワコン!?】最強SNSツールの現状

SNS・情報
記事内に広告が含まれています。

[PR]表示のあるリンクは広告サイトに移動します。

日々の暮らしになくてはならないものとなりつつあるSNS、その中でも最強ツールであるTwitter
度々の改変に不満を持ちつつも結局Twitterに代わるものがないからずっと使い続けてきた、という方が大半ではないでしょうか?
しかしここ最近のイーロン・マスク氏による買収や運営のゴタゴタには、さすがに危機感を覚えるレベルです。
一体何が起こっているのか、対策は?他に乗り換えツールは?など、問題やメリット・デメリットについて解説します。

【PR】

イーロン・マスク氏がTwitter買収!その結果…

・従業員の大量解雇

8000人ほどいた従業員をほぼ8割、6000人以上も解雇。現在は1500人にまで削減されたそうです。
確かにそれまでも余計な機能の改悪が繰り返されていたので、人事改革や赤字によるコストカットは仕方ないと思いますが、有能だった技術屋も容赦なくクビにされたという話も出ていて、その辺もちゃんと精査された上での解雇だったのかどうか?という疑問は残ります。

・二転三転する広告表示の方針

就任当初は広告嫌いだったマスク氏が広告表示を大幅に減らしたこともありました。しかしそれではTwitterの収益が無くなりますから、さすがにマズいと思ったんでしょう。広告を復活させ、今では以前よりも頻繁に表示されるようになってきています。
ただ、あまりにも頻繁に方針が変わる媒体に対して、企業や利用者が不信感を持つのも当然でしょう。

・TwitterBlue(当時)有料サブスクサービス開始

アカウントが本人であるという認証バッジ(青いチェックマーク)の取り扱いが変わり、利用者が月額料金を支払うことで無料版からアップグレードできるシステムになりました。

ちなみに・・・

企業の公式アカウント→金色の認証バッジ
政府関係や国際的組織→灰色の認証バッジ

投稿後の修正・取り消しや長文、長尺の動画、表示のカスタマイズ、ブクマの整理ができるなどのメリットはあるのですが、有料なのに広告はゼロにはならない(半数ほどに減少)、スパムやなりすましが課金だけで簡単に作られてしまうなど、わざわざ有料版を利用する必要はあるのか?という声もあるようです。

・名称がTwitterから“X”へ!!

最近でも一番の衝撃だったのは『Twitter』という名称そのものが変わったことですよね。
マスク氏は中二病だという記事も見かけましたが、なぜかアルファベット単体のXという名前にするとか…なんじゃそりゃ。マジで意味が分かりません。
Twitter上でもかなりの反発や騒動が見受けられました。

【PR】

工事不要!ドコモのホームルーター

TwitterからXに名称変更したことによる影響

・事前の告知や準備期間もなかったためユーザー混乱

ある日突然、マスク氏が「TwitterをXにする」と通達、利用者の間で「何?」「どういうこと?」「冗談か?」とか言っている間にあれよあれよと仕様が変更され、ついには青い鳥のロゴまで消滅し、後には無機質な『X』という表記になっていました。
いや、変更するならするで事前に「〇月〇日から変わりますよ~」くらいの告知はあっていいだろうと思いませんか…?そりゃビックリするし、理由もメリットも何も分からないんですからね。横暴と言われても仕方ないかもしれません。

・広告を出す企業やスポンサーからは戸惑いや不信感も

アメリカでは40億ドル程度のブランド価値が消滅した、とも言われています。つまり宣伝ツールとしての利用価値が下がったということです。事実、Twitter(X)の広告収入は50%減少したとのこと。
マスク氏は、X(旧Twitter)をゆくゆくは決済サービスを含んだメッセージアプリにしたいという展望があるようなのですが、こんな勝手に仕様変更したり中二病な名称変更が突発的に行われる不安定なツールを信用して使いたいと思う企業は多くないんじゃないでしょうかね。

・失われた独自性(Xって…何?)

Twitterの語源は鳥がさえずる意味のTweetから来ているので、鳥のロゴや巣箱のホームボタンなど細かい部分まで考えられて作り込まれており、Tweetする、つぶやく、はすでにそれだけで広く通じる共通語として浸透しています。そんな慣れ親しんだ呼称を、それも単純なXというワードにされてしまっては使い勝手もよくありません。
そしてツイートする、やRT(リツイート)という言葉も使えなくなり、代わりに広義的な投稿を意味するPost、Repostに。これには何の独自性もなく、ただPostすると言っただけではXのことだと理解できる人は少ないのではないでしょうか。
しかもXへ変更するにあたって、マスク氏が自身のIDをXにしたいがためにすでにXというアカウントで登録していたユーザーに何の断りもなく勝手に変更してしまうということも起こっています。信用をなくすのも無理はありません。

【PR】

初期費用無料、月額990円から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』

SNS(コミュニティツール)としての利用と収益化

・他にも機能の変更や改悪により起こった問題

DMが相互にしか送れなくなった?

これは一時的な不具合だったようにも思えます。相互以外にDMを送ると凍結されたり、有料アカウントからは問題なく送れたり、普通に相互でなくても送れたりと被害はバラバラでした。

アカウント名を変更すると凍結される?

アカウントの名前を短期間に何度も変えるとアカウントがロックされ、アプリからのログインができなくなる症状が報告されています。ブラウザからログイン→認証で解除されるようですが、これも繰り返していると凍結される恐れがあるようです。

パスワードが8文字未満のままログアウトするとロックされる?

おそらくセキュリティ対策の強化によりパスワードの文字数が少ないアカウントは変更するようにと言われているようで、ただ知らずにそのまま使い続けてついうっかりログアウトしてしまうと復活が困難になるようです。
パスワードの確認と、文字数が8文字未満の場合には修正が必要となります。

ブロック機能の廃止!?

さらにイーロン・マスク氏は「ミュートやブロック機能は無意味」として、近々廃止すると発表しました。これについてはなだ未定であり、Google prayの規約などから無くすことはできない、との見方もありますが、今後もユーザー無視の改変を突然行うかもしれませんね。

・自動投稿が制限→自治体などの防災アカウントが機能しなくなる

日本では、Twitterを防災面でも役立ててきましたが、仕様変更のひとつである自動投稿の制限機能により運用が困難になるため、自治体によってはXでの災害情報の投稿を断念せざるを得ない場合もあるそうです。
23年8月16日現在、公的アカウントのAPIは無償とする改善策を打ち出しましたが、災害情報を発信しているアカウントが公的なものばかりとは限らないため、どこまでの範囲が認められるのかが久不明瞭ではあります。

・不安定な運用に翻弄される人々

23年7月には唐突なツイート閲覧数制限により、ユーザーの間では別の代替サービスに引っ越すかどうかという騒ぎが過熱しました。
ほとんどの利用者がツイートを見れなくなるなら広告の効果も薄まるのでは?という懸念も広がりましたが、シレッと元に戻ったようで騒動は自然と収まりました。

・有料サブスク(旧TwitterBlue)の配当が始まる

一般的に使うだけなら有料にすることもないかと思われていたサブスク利用アカウントにおいて、ついに広告収入の配当が開始されました。
朗報ではありますが、かなり有名なインフルエンサーでもそこまで高額の報酬にはならないようで、月額に見合うだけのバックがあるかどうかは微妙なところです。炎上商法のような釣り投稿も発生しています。

【PR】

Instagram投稿ごとのリンクまとめツール【Linkhere】

X(Twitter)に代わるSNSやコミュニティツールはあるの?

ここまでの記事を読むと、今後X(旧Twitter)を使い続けることに不安が出てくると思います。
実際、閲覧制限の騒動の時には別のSNSツールへの乗り換えや予備としての登録が相次ぎましたが、本当にTwitterに代わるような使えるツールなんてあるのでしょうか?
ここではいくつか話題になったものを紹介します。

・Threads

Instagramで知られるMeta社が開発したアプリ。
閲覧制限騒動の時に利用者を伸ばしたものの、インスタへの登録・連携が必要、タイムラインにフォロー外の投稿が流れてくる、ブラウザでの使用不可、タグやキーワード検索ができないなど使いづらいため、今ではアクティブユーザーが70%減少しているようです。
本質的にインスタと同様なので、Twitter民からは不評のようですね。

・Mastodon(マストドン)

X(旧Twitter)とは違い、個人でサーバーを管理できる『分散型ソーシャルメディア』
既存のインスタンスに登録するか新たにサーバーを立ち上げて利用します。興味のあるサーバーに登録することで、似たような投稿を閲覧したり共有したりする仕組みです。
投稿文字数は500文字と長め。
CW(Contents Warning)やNSFW(Not Safe For Work)の設定により、センシティブな投稿に警告を出したり非表示にすることができます。

・Bluesky

現時点では招待制になっていて、新規登録の目処は立っていません。サーバー負荷の問題なのでしょうか。
Mastodonと同じ分散型ソーシャルメディアで、使用感はTwitterに近いと言われています。

・Misskey

こちらも分散型SNS(ミニブログ)という形態になってます。
言うなれば学内のサークルみたいなものでしょうか。個人的に興味のあるインスタンスに登録でき、自由に交流が可能です。
今はやはりサーバー負荷の問題なのか新規登録には制限があります。次世代Twitterとの呼び声も高いので、もう少しユーザーが増えてくればXのように普及するかもしれません。

・Spill

Twitterの元従業員が設立したサービスとして注目されています。
現在はまだiOSのベータ版がリリースされたばかりで招待用コードを入手するかテスター向けの順番待ちをするしかなく、今後の開発に期待ですね。

・タイッツー

エンジニアのhoku氏が個人で開発したウェブサービスです。しかも何と一日で作ったとか!?
そのためサービス提供当初(7/1より開始)はアイコン画像がタイツ一択だったり、画像貼り付け機能もなかったりと初期のTwitterというような簡易的なものでしたが、順次開発が進み今ではほとんどTwitterに劣らない機能を備えたものとなっています。
さらに「有料APIの機能削減を事前告知なしに行わない」というコンセプトを掲げた画期的なSNSで安心感があり人気上昇、利用者が増えています

まとめ

今のところX(旧Twitter)をやめて他へ乗り換える、というのは早計な気はします。ですがマスク氏の暴走が不安視される現状では、また何かしら不具合や余計な仕様変更などがないとも限りません。
そうした事態に備えて、避難先として別のツールにサブアカウントを作成しておきプロフィールに追加しておくといいかもしれませんね。

【PR】

タイトルとURLをコピーしました